かけっこは子どもたちにとって楽しさと達成感を与えるスポーツです。
しかし、忙しい日々や天候の悪さで外での練習が難しい場合もありますよね。
そんな時には、家の中でかけっこの練習をすることで、運動不足を解消し、体力向上を図ることができます。
ここでは、家庭で簡単にできるかけっこの練習法を紹介します。
自宅で簡単にできるかけっこ練習メニュー
自宅で気軽に取り組める、速く走るスキルを向上させるための5つのトレーニング方法をご紹介します。
縄跳び
縄跳びは、足の速さを向上させるための優れたトレーニング方法としておすすめです。
縄跳びを行うことで良い姿勢と脚力を養うことができると話しています。
縄跳びをする際、体幹が弱いと姿勢を保つのが難しくなり、連続して飛ぶのが難しくなります。
また、脚力が不足していると、地面に着地する際の足の位置が正しくならず、連続して飛ぶのが難しくなります。
走るのが苦手な子どもたちの一般的な特徴として
「姿勢が不安定」
「体の軸がぶれる」
「着地がスムーズでない」
などが挙げられます。
縄跳びが上達すると、体幹が鍛えられて姿勢が改善し、脚力がつくことで着地が安定しますよ。
ジャンプロープの長さは、縄の中心を両足で踏み、持ち手が肘と肩の間にくるように調整します。
両足で飛ぶのが基本ですが、片足飛びや走りながらの飛びも取り入れてみましょう。
片足ジャンプ
片足でのジャンプは、速く走るためのトレーニングとしても効果的です。
片足ジャンプを行う際には、次の体感に注目しながら実施します。
かかとを地につけて足全体でジャンプすると、反発力が得られず、足首やふくらはぎに負担がかかります。
逆につま先での着地は、膝周りに負担がかかり、不安定になります。
これらの感覚を意識しつつ、かかとを少し浮かせて土踏まずで着地するジャンプを心掛けると、体への負担が軽減され、より軽やかに跳ぶことができます。
スキップ
スキップは、全身を使った協調性の高い運動で、複数の動作を一度に行う練習に適しています。
スキップは大人でも難しいことがあります。練習はまず片足を挙げて2回ジャンプし、次に反対の足で同じ動作を行うことから始めます。動作に慣れたら、スキップのリズムで進む練習を行います。
足の動きに慣れた後、腕の動作も組み合わせます。
歩くときと同様に
「右足を挙げたときは左手を前に」
「左足を挙げたときは右手を前に」
と動作を加えることで、スムーズなスキップが可能になります。
お尻歩き
過去にテレビで見て子供の運動会前にやらせていたのがお尻歩きです^^
やり方は
①足を前に伸ばして座る
②走る時と同じように手と反対側のお尻を出して体をねじるように前へ進む
動画で見た方がわかりやすいです♪我が子はコレ、めっちゃ楽しかったみたいで毎日やってたww
ビデオ撮影で走り方をチェック
正しいランニングフォームを習得するには、自分の動きをビデオで確認することが効果的です。
走っている姿を撮影し、その映像を後で見返すことで、フォームの改善点を見つけることができます。
意識的に正しいフォームで走っているつもりでも、ビデオを見ることで意外な欠点に気付くことがありますよ。
さらに、練習の進捗を確認するためにもビデオは有効です。
初めの頃と現在のフォームを比較し、どのような変化があったかを子ども自身に確認させることで、モチベーションの向上につながります。
目に見える進歩を実感することで、子どもの自信と意欲が高まるでしょう。
定期的にビデオ撮影を行い、成長点や改善点を子どもと一緒に確認し、話し合ってみることをお勧めします。
自宅トレーニングのポイント
家でのトレーニングは、親子の絆を深める素晴らしい機会です。
子どもが「速く走りたい」という気持ちを持続させ、成果を出すための自宅トレーニングのコツを4つ紹介します。
親子で一緒に楽しもう
トレーニングで最も大切なのは、「親子で一緒に楽しむこと」です。
単に「子どもに教える」「トレーニングをさせる」ではなく、子どもと共に楽しみながら、自分自身も体を動かすことが重要です。
他の子供と比較しない
かけっこは結果が目に見えやすいため、他の子どもと比較しがちです。
しかし
「あの子はもっと速い」
「他の子はもっと上手」
といった比較は避け、子ども自身が達成したことや良かった点を褒めるよう心掛けましょう。
過度な練習は避ける
子どもが速く走れるようになりたいという気持ちは理解できますが、過度な練習は逆効果になることがあります。
かけっこの練習は週に2回、1時間程度が適切です。
小学生のうちは、さまざまな運動を経験して体を動かすことが重要です。
外での遊びを通じて体を活発に使うことが大切です。
靴選び
適切な靴選びもかけっこの練習には欠かせません。
靴選びで重要なのは、「正しいサイズであること」で適切なフィット感のある靴を選ぶことが推奨されます。
お店で足のサイズを正確に測ってもらうのも良い方法です。
フィット感の良い靴を選ぶことで、快適に練習を進めることができますよ。
プロのアドバイスを受ける
自宅で親子一緒にかけっこの練習を楽しむことは大切ですが、なかなか成果が見られない場合や改善が難しいと感じる場合には、専門のコーチに相談することもおすすめです。
プロのコーチは、子どもの状態に合わせた課題を設定してくれたり、自宅での練習時に注目すべきポイントを教えてくれたりします。
これにより、成長スピードが速まり、子ども自身も楽しんで練習に取り組むことができるようになりますよ。
まとめ
速く走るためには、正しいフォームを身につけることが重要です。
そのためには、自宅でのトレーニングも有効ですが、親子で楽しみながら取り組むことが大切です。
また、必要に応じてプロのコーチに相談することで、より効果的な練習が可能になります。
親子の絆を深めつつ、子どもの成長をサポートしていきましょう。